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エアコン交換に挑戦しよう②〜エアコンの取り外し〜

こんにちは。ぷんたろうです。

ここしばらく資格試験に向けた勉強のために時間を割いていて、
やっと昨日、試験がひと段落したので記事の更新。
そんなに本腰入れて勉強していたわけではないけど、
かといって会社がお金出してくれている試験だから落ちるわけにもいかず。
苦痛に耐えながらどうにか乗り切った。次の試験は来月下旬。
それが終わったら完全に乗り遅れで、会社から与えられる夏休みを取得しようと計画中。

さて前置きはこのくらいにして、今回は、前々回の記事で紹介した新しいエアコンを取り付けるための、
既存の古いエアコンを取り外し工程をご紹介。

(ちなみに、下書きの自動保存機能が死んでいて、さっきまで順調に書き進めて
半分くらい書き終えていたのに全部消失したので、最初から書き直している。)

なお、今回紹介するエアコンの取り外し作業は、
   電源が入って冷房運転ができること
が大前提になるので、電源が入らないエアコンを取り外す場合は、
DIYでの作業を諦めて業者に作業を依頼されたい。
なぜかというと、後に紹介するポンプダウンという作業ができないからである。
(その他作業においても、すべて自己の責任において実施されたい。
ここに書かれた内容を参照しての作業において発生した如何なる不具合、事故について、
筆者は一切責任を負わないものとする。)

では、早速エアコンの取り外し作業に取り掛かろう。
(今回は目次をつけるのが面倒なので目次機能なしでダラダラ書くぜ)


1.ポンプダウン
ポンプダウンとは、エアコンの室内機と室外機とをつなぐパイプの中に満たされた
冷媒ガス(いわゆるフロンガス)を、室外機の中に回収することをいう。
聞こえは難しいけど作業は簡単で、プラスドライバー、モンキーレンチ、六角アーレンレンチが
あれば誰でもできる作業だ。たぶん僕の姉でもできる。たぶん。

まずはエアコンの電源を入れて、強制冷房運転という運転をさせる。
(強制冷房運転のやり方がわからない場合は、温度設定を最低にして冷房運転させればよいとも。
僕もこの方法を取った。)

運転が始まったら、プラスドライバー、モンキーレンチ、六角アーレンレンチを持って
室外機のところに行く。室外機の側面に、室内機へとつながる配管が生えているところがあって、
そこにカバーが付いていると思うから、まずはそれを外す。
エアコン交換に挑戦しよう②〜エアコンの取り外し〜_b0393695_22042482.jpeg
このカバーはだいたいプラスのネジ1本で留まっているだけだろう。
カバーが外れたらこんな景色が広がっているはず。
エアコン交換に挑戦しよう②〜エアコンの取り外し〜_b0393695_22063005.jpeg
次に、モンキーレンチを使って、バルブ(弁)に被せられているキャップを2つ外す。
エアコン交換に挑戦しよう②〜エアコンの取り外し〜_b0393695_22121669.jpeg
2つのキャップが外れたら、今度は六角アーレンレンチを使ってバルブを閉める作業。
キャップを外したところに六角形のくぼみを持つイモネジが付いている。
このイモネジがバルブの開閉をコントロールしている。
先に細いパイプが生えている側のイモネジを六角アーレンレンチで時計回りに完全に締める。
すると細いパイプの入り口にあるバルブが閉まる。
エアコン交換に挑戦しよう②〜エアコンの取り外し〜_b0393695_22144085.jpeg
細いパイプのバルブを先に閉めたのは、細いパイプが"送り配管"と呼ばれ、
室外機からフロンガスが送り出される配管だからだ。
こちらを先に閉めておくことで、室外機からはもうフロンガスが送り出されてこないというわけだ。

ここまで作業ができたら、エアコンは強制冷房運転のまま10分くらい待つ。
これは室外機に、配管の中に残るフロンガスを吸わせているためだ。
本当は10分も待たなくて良いらしいけど、人と地球にやさしい僕は、
地球のオゾン層を破壊するとも言われるこのフロンガスを絶対に漏らすわけにはいかないから、
念のため、長めに時間を取った。

10分程度経過したら、今度は"戻り配管"と呼ばれる、太いパイプ側のイモネジも時計回りに完全に締めよう。
"戻り配管"は室外機から送り出されたフロンガスが、室内機を経由して室外機に戻ってくる道だ。
先ほど10分くらい待っていた間に室外機が配管の中を吸い続けてくれていたおかげで、
"送り配管"の入り口から"戻り配管"の出口までの間には何もない状態、つまり真空になっているのだ。

これで室外機にフロンガスが回収され、かつ室外機とパイプが遮断された状態になったので、
ポンプダウンと呼ばれる作業は完了。さっき外したキャップをイモネジ部分に戻してやって、
エアコンも電源を切って、電源プラグもコンセントから抜いてしまおう。


2.室外機を外す
次に室外機を外そう。室外機を外すというよりも、室外機から生えているパイプや
室内機につながっている"渡り配線"と呼ばれる配線、アース線を、室外機から外すという方が
正しいかもしれない。まあ細かいことはいいか。

さっき使用したプラスドライバーと六角アーレンレンチは一旦片付けて、
代わりにマイナスドライバーと、お持ちなら23ミリのレンチを用意されたい。
モンキーレンチは引き続き使用するのでそのままお手元に。
最悪23ミリのレンチはなくてもどうにかなる(たぶん)。

まずは配管を外してしまおう。
先ほどポンプダウンしてフロンガスは回収してあるし、バルブも2つ閉めてパイプの中は真空だから、
何も考えずにエイヤッで外してしまって構わない。モンキーレンチを使って、パイプの末端にある
ナットを緩めよう。が、しかし、意外と力が要るんだなこれが。ここで23ミリのレンチの出番だ。
パイプは結構な力で締め付けられているので、このように"ダブルレンチ"という技でナットを緩めよう。
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パイプを2本とも外したら、次は配線を引っこ抜こう。
よーく見ると、配線がぶっ刺さっているところに、マイナスドライバーで押せそうな部分があるので、
そこをマイナスドライバーでグッと押しながら、配線を下に引っ張れば簡単に抜けるはずだ。
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最後はアース線を地面から引っこ抜いて終了だ。(うちの場合アース線なんかなかったけど)


3.室内機を外す
次はいよいよ室内機を外す。室内機は、下側の面に2箇所ほどマークがついていて、
そこをグッと押し上げながら、手前に引けば、まず室内機下側が外れるはずだ。
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あとは室内機上側が2箇所ほど引っかかっているだけなので、
全体ををちょっと持ち上げて手前に引けば壁から落ちてきてくれるだろう。

と、事前にネットで情報を集めていたから、その通りにやろうとしたんだけど外れる気配がない。
なぜだ?…「三菱 霧ヶ峰 外し方」と検索にかけたら、どうやら霧ヶ峰に限っては、
下面のマークのところを押し込むのではなく、引くのだそう。えっ?引くの?難しくないか?
しばし試行錯誤の上、僕は、マークのところにマイナスドライバーを突っ込んで、
ちょっとネジって摩擦力で引っ掛けて引き出した。
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どんな分野でも必ず1社くらいは、他社と違う仕様にしてるところがある気がする。
この三菱電機のエアコンもそうだし、車でいうと、ホンダだ。
ホンダ車は給油口のパネルが、手で押すと跳ね返ってくるタイプだった。
昔ホンダ車を借りて、返却前に給油しようとガソリンスタンドに行った時、
運転席に給油口パネルを開けるレバーがなくてめっちゃ探したことがあった。
結果、パネルを手で押したら開いたという。今のホンダ車はどうなんだか知らないが。
そういう変なところで個性出すのはやめてほしい。統一すべきは統一してほしいもんだ。

愚痴はさておき、壁から室内機が外れたら、室外機へと通ずる配管と配線、
それと水を外に排出するドレーンホースが室内機裏側から生えているのがわかるだろう。
全て丁寧に工具を使って外してもいいのだけど、どうせ廃棄するものだし、
ということで僕の場合は思い切って全部切断した。バツンと。
さっきまで人と地球にやさしいとか言っていたのに、
廃棄する物に対しては優しさのかけらもない。なんて奴だ。
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当然だが、引っ越しなどでエアコンをまだ使う予定がある人は、
配管も配線もホースも切断しないように注意されたい。
まあ配線とドレーンホースはまだ替えが利くから、切ってしまっても大丈夫といえば大丈夫だが、
配管については、室内機裏側から50センチくらいのところに接続部があって
そこで室外機から来る配管と接続されているので、
ここより手前つまり室内機側で切断してしまった場合は、すべて終わる。
だから引っ越しなどでエアコンを外している人は、配管だけは気をつけて頂きたい。

で、ここまでで室内機も壁から下ろすことができて、あと残るは、
室内機を引っ掛けるための壁に張り付いたブラケットと、配管、配線、ドレーンホースだけだろう。
壁に残ったブラケットはネジ数本で壁に留められているだけなので、簡単に取れるし、
配管、配線、ドレーンホースについても、周辺の通行人や車の往来などに注意しながら外壁から取り外せばよい。


ここまでで、エアコンの取り外しは完了だ。
次回は新しいエアコンの取り付け工程をご紹介しよう。


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by cielbleu1207 | 2018-10-20 22:45 | DIY

読むだけでワクワクするような素晴らしい旅行ブログを多くの方が書いているけど、僕にはそんな風には書けない。でも、誰かの旅行のお手伝いもしたい。だから僕のペースでのんびりゆっくりテキトーに書いていこう。


by ぷんたろう